J-WAVE『SUNRISE FUNRISE』の“CRAFT MARKET”にて紹介されました。

先日J-WAVEの取材を受けたんですが(パーソナリティのレイチェル・チャンさんが技術スタッフの皆さんと共に来店)、ラジオのインタビューって妙に緊張しますね。取材時にはもっともっと伝えたいことがたくさんあったのですが、オンエアされた内容はとても良くまとまっていて、さすがだと思いました。オンエアをここに貼り付けるワケには行かないので、内容を簡単に書き起こします。

 

<店内音にレイチェルさんの言葉がかぶり、施設長へのインタビューへ>

入るとコーヒーの甘くて香ばしい香りがします。すぐに飲みたくなりました。お邪魔します。

「すごくオシャレなビルでデザイナーズ物件のようにも見えるんですけど・・・」

「そうですね、その辺りはけっこうこだわって作りました」

「外観もオシャレなんですけど、中に入ってくるとグレーをベースに赤のアクセント、そして大きなカウンターがあって、その奥に作業するスペースがありますね。この空間はどういう空間なんですか?」

「ここはカフェのように見えますけど、基本的には福祉施設で就労継続支援B型という施設になります。奥の方では障害を持った方々がここの商品を一生懸命作ってくれています。」

「今も実際に皆さん、黙々と作業をしてらっしゃいますけど、どんな作業をされているんですか?」

「今日はドリップバッグの製作をずっとやってますね」

「ひとつひとつ豆を計っている方も居たり、シールを貼ったりとか・・・」

「そうですね、後は袋を閉じて1個1個、またそれをそれぞれの袋(パッケージ)に入れる作業をしています。」

「インテリアもそうですし、内装も焙煎機も拘りが凄く感じられるんですが、こちらのお店のコンセプトはなんですか?」

「通常のB型の福祉施設というと地味で暗くてということが多いんですけど、ここの一番最初のコンセプトはそういうところじゃなくて、皆が普通に「ここで働けたらかっこいいじゃん!」と思えるような施設を作ろうってのが、最初に来てるんですよ。」

 

<レイチェルさんNA>

ソーシャルグッドロースターズ千代田はモダンなカフェのような福祉作業所なんですよね。障がいを持つスタッフの方々がコーヒーにまつわるお仕事をされているんですけど、そのリーダーシップを取っているのが、プロの焙煎士の方です。そしてこちらの焙煎機も拘りの逸品です。焙煎技術を競う大会でも使用されているもので、日本にたった1台、ここにしかないというギーセン社のものを採用されています。最高のコーヒー豆がここで作られているんですが、その秘訣を教えて頂きました。(答えているのは指導員の焙煎士)

 

「どういう風な個性を出したいと思って焙煎されているんですか?」

「私が心掛ける個性というものは味の特徴ではなくて、長く美味しく飲んで頂けるということを心掛けて焙煎しています。」

「長くというのは、どういうことですか?」

「焙煎をするとコーヒー豆の水分が抜けていきます。その水分を抜くと他の食品と同じく美味しい状態が長く続きます。水分を残してしまうと最初は良くても1週間くらい経つと味が直ぐに落ちて行ってしまいますので、焼き立てだけでなく、日にちが経っても美味しく飲んで頂けるのが、特徴です。」

「なるほどねぇ、知らなかったです。」

 

<コーヒー試飲>

「はぁ、この香り、落ち着きます。いただきます・・・苦過ぎず、でもしっかりとコクがあって、コーヒーの甘い香りとまた違う印象が・・・これ、飽きの来ない味ですねぇ。」

「飲み始めと、飲み途中、飲み終わりとそれぞれに味が出るものを組み合わせてありますので、ズッと同じ味ではないです。」

「そういうことなんですね、うーん、美味しい・・・笑」

 

<レイチェルさんNA>

一流の焙煎士、世界有数の焙煎機で作ってもらったコーヒー、ほんとに美味しかったですね。味が変わっていく、最初に飲み始めた印象がスっとしていて、奥にまろやかなコクが広がるんですけど、今スタジオでいただきながら放送していて、これ冷めてもまた美味しいというね、そういうことを意識して焙煎されているという話をうかがって、ホントにね、なんか作ってくれている方の顔を想像しながらまた飲むのも美味しいなと思いました。是非皆さんにもね、遊びにいってコーヒー豆も買って欲しいなと思うんですが、こちらコーヒー豆の販売がメインなんですね。ですが、店頭で1杯350円で飲むことが出来ます。是非是非お試し下さい。そしてここで働いている障がい者スタッフの方にもお話をうかがいました。(答えているのはSさん)

 

「こちらとの出会いはどういうきっかけだったんですか?」

「私はちょっと体調を崩して病気になってしまって、働いていた会社を辞めました。2年くらい働けない時期があったんですけど、こちらを紹介されて、週2で最初は通うようになりました。私は2年間、外にも出たくなかったし、活動するのが難しかったんですけど、ここに来て楽しくて週5、週4か?通えるようになって来ました。」

「週2から週5に増えてきて楽しくて、どういう部分が一番楽しいですか?」

「そうですね、最初はこういう福祉の事業所で働くイメージが、まさかこんなオシャレでキレイな空間、カフェというところで正直びっくりしたんですね。その環境の中でプラス、自分はこういう風になりたいなぁとかの思いを持てるような仕事をさせていただいていて、スタッフさんの方々も、ホントに一流の焙煎士の方に教えていただいたり、コーヒーのプロの方々が実際指導してくださって、コーヒーの知識を身につけつつ、自分がちゃんと社会で働いていけるんだなぁという思いを持てるようになって、それでやっぱり楽しくなってきましたね。」

「ここに来だして、将来何かしてみたいなぁって、何か希望とか夢とか増えました?」

「増えましたねぇ、トップクラスの焙煎士の方に教えていただく、補助をさせていただいてるっていうのが、凄いモチベーションになっていて、私もコーヒーの仕事にかかわって行けたらいいなと思うようになりました。」

 

<レイチェルさんNAから再度施設長インタビューへ>

良い環境が良い循環を作るってこともこの店を作った目的の一つと聞いています。

 「普通の人は8時間働けますけど、ちょっと弱いところがあって3時間しか働けない、と言っても能力的には変わらないので、その辺りはキチンとやって行きたいなぁと思っていますね。社会的弱者の人たちがモノを作ってもそれに対しての価値は普通の一般の人たちと何も変わらないということを目指してやってるんです。皆さんウィークポイントとかありますけど、そういうことに関係なく作れるものは一緒なんだ、皆と何も変わらないというモノをどんどん出していきたいですね。」

 

<レイチェルさんNA>

凄く印象深かったのは誰でも強いとこと弱いところがあって、弱いところはあえてするのではなくて、強いとこを重点的に作業していけばいいじゃないかっていう、凄く素敵だなぁと思いましたね。お互いが補いあって社会を作っていくこと。これをホントに具現化というか形にしている場所だなぁと感じました。そしてコーヒー!ホントに美味しかったです。私も個人的にコーヒー豆を買ったんです、お家で飲むようにね!是非、行ってみて下さい。焙煎機がまたレトロで、あのメカ好き?すっごく素敵なので、そういうのを見に行くってのもいいかもしれないですね。すごく大きな機関車のようにも見えたし、蓄音機?昔ながらのアンティークなようなモノにも見えました。本当に空間が素敵です。是非行ってみて下さい。

 

レイチェル・チャンさん始め、スタッフの皆さん、本当にありがとう御座いました。

https://www.j-wave.co.jp/original/sunrise/craft/156.html