欠点とか、欠点じゃないとか、決める必要なんてないんじゃない?

今回は至って真面目な話(いつもだけど!)。輸入されてくる生豆には欠点豆と呼ばれる豆が含まれていて、美味しい一杯を提供するにはこの欠点豆を丁寧に取り除くところから始めなければなりません。欠点豆の含有量は輸入先によって違いますが、ウチの仕入れている豆では多いところだと10%くらいになります。つまり30キロ仕入れると3キロも欠点豆が出ることになるワケです。じゃ、その3キロの欠点豆はどうするの?って話です。そもそも美味しいコーヒーを淹れる為には“欠点豆”と呼ばれるんだろうけど、逆に考えればコーヒー豆として使用しなければ欠点でもなんでもないって話しです。人が勝手にコーヒー豆にしているだけで、本来は植物の種ですからね。欠点!欠点!って、めっちゃ失礼な話じゃないですか!おっと、失礼しました。コーフンしてしまいました。

f:id:welovecoffee:20190206131202j:plain  f:id:welovecoffee:20190206131251j:plain

👆欠点豆だけを焙煎して淹れたコーヒーを飲んだら、以前に良く飲んでた味がしました(苦笑)

つまり“欠点豆”と呼ばれている豆に別の用途があれば“欠点豆”じゃなくなるワケです。だったら見つけてやろうじゃないの!ってことでプロジェクトが動き出しました。例えば焙煎時間を変えるだけでグラデーションが作れますので、この豆をグラインドすれば画材のような用途がありそうですし、お手玉とかも考えられそうです。そしたらもう“欠点豆”じゃなくて、それ用の豆の仕分けになるワケで、コーヒー豆用、画材用、お手玉用とかね。豆を選ぶ作業を以前は“ハンドピッキング”と呼んでいましたが、今は“ハンドソーティング”と呼んでいます。取り除くのではなく、分けるってことですね。だからね、“欠点”なんか無いんですよ。自ら勝手に範囲を狭めてるだけで、可能性は自分たちが想像しているより圧倒的に広いと思います。因みに、私は人から「気が多い!」と良く言われますが、そういうことじゃないですからね、念のため。

f:id:welovecoffee:20190206131518j:plain

f:id:welovecoffee:20190206131541j:plain